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パソコン音質向上研究所

PC音質向上のために

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3.スピーカーの交換

PS用スピーカのオススメ

メーカー製PC付属のスピーカよりも良い音を目指すのであれば、1万円〜2万円ぐらいで売っているPC向けスピーカに取り替えればよいでしょう。数千円のスピーカだとほとんど差がないかもしれません。基本的にはスピーカの容積が大きくなるほど、良い音になる傾向にあります。かといって、机の上にスピーカを置く場合は、あんまり大きくなると邪魔になりますので注意が必要です。

PC用スピーカーとして売られている中で定評があるものを紹介します。同一メーカであれば、基本的には高いほど音質は良くなります。メーカが異なると音質の方向がガラッと変わってきますので、お好みの音を出すメーカを選びましょう。

ここで挙げた中で一番のオススメはGX-77Mです。オンキョーのPC用スピーカの元フラグシップモデルにも関わらず、以前よりもかなり価格が低下していますので、大変にコストパフォーマンスが良いのです。いかにもオーディオらしい柔らかい音質がすばらしい。ボクも大変気に入って使っています。

 スピーカ名

最大
出力
[kW] 

入力 

寸法
W×H×D 
[mm]

重量
左/右
[kg] 

 簡単な紹介

オンキョー
 GX-D90

D90
(実売14,000円程度)

15+15

RCA×1
光×1
同軸×1

123
×
229
×
195

1.7/3.2

 PC用としては定番のスピーカです。お手軽にスピーカを交換するするなら、まずコレが候補に挙がるでしょう。
 ボクも使っています。詳細なレビューはこちら

メーカページ 

オンキョー
 GX-77M

GX-77M
(実売15,000円程度)

15+15

RCA×2
光×1

137
×
229
×
196

2.8/3.9 

 これまたPC用として定番のスピーカです。 D90よりも上位に位置づけられる製品で、音質は相当良いです。最近は上位機種であるGX-100HDが登場したせいか、価格が低下しD90と価格差がなくなってきているので、大変オススメです。

 僕も使っています。詳細なレビューはこちら

メーカページ

オンキョー
 GX-100HD

GX-100HD
(実売28,000円程度)

15+15 

RCA×1
光×1
同軸×1

140
×
260
×
194

3.3/4.5 

 GX-77Mの上位モデルになります。音質はかなり良いようですが、筐体の大きさもかなりのものになります。またお値段も結構高くなります。

メーカページ

EDIROL MA-15D

MA-15D
(実売17,000円程度)

15+15

ステレオミニ×1
RCA×1
光×1
同軸×1

159
×
250
×
222 

2.5/5.0

 定番のEDIROLのPC向けスピーカーです。入力はアナログ2系統・デジタル(光+同軸)と豊富です。アナログ1+デジタル、アナログ2はそれぞれボリュームが付いているので、調整に便利です。また、前面に電源スイッチがあるのも便利。

 ちなみにボクは、現在生産完了となったMA-10Dを使っています。十分良い音が鳴っていて満足しています。MA-10Dのレビューはこちら

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EDIROL MA-20D

MA-20D
(実売23,000円程度)

20+20

RCA×1
標準×1
光×1
同軸×1

170
×
280
×
261 

4.2/4.5 

 定番のEDIROLのPC向けスピーカーです。15Dに比べて20Dは高価で、音質は良いって感じです。さらに、20Dは相当大きくて重く、電源コードも左右どちらのスピーカにつけなければいけないので、設置場所を考慮してあげる必要があります。
 ONKYO GX-77Mと比較されることが多いスピーカです。
 現在生産完了となったMA-10Dのレビューはこちら

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BOSE M2

M2
(実売39,000円程度)

20+20

ステレオミニ×1

65
×
123
×
123 

0.5/0.6 

 今回紹介しているPCスピーカとしては抜群に高価ですが、外せない存在です。とにかく小さな筐体なのですが、その外見から想像できないぐらいの低音が出てきます。入力はアナログ1系統のみなので、いろんな機器をつなげて楽しみたいという方には向きません。実際に聞いてみて気に入ったら買いでしょう。1世代前のM3についてはスタパ齋藤さんのレビューに詳しいです。

メーカページ

 


モニタスピーカのオススメ

なにもパソコンにつなげるスピーカーはパソコン用として売られているものに限りません。アンプが内蔵されたスピーカならば、つなげば音が鳴ります。スタジオ向けに販売されているモニタスピーカを使用することも出来ます。モニタスピーカはスタジオで音楽を厳密にチェックするためのものなので、妙に味付けをしたりしない、素直な音を出してくれます。その分、元の音声データの粗が見えてしまうこともありますが、なるべく原音に忠実に再現したいという方には最適です。また、基本的に業務用なので、頑丈で、性能のわりに安く手に入るというメリットもあります。さらに他の人があんまり使っていないスピーカなので、所有するだけでなんとなく優越感に浸れます。

ただし、外部アンプを使わない場合はアクティブスピーカーというアンプ内蔵のスピーカを選びましょう。パッシブスピーカーだとアンプを内蔵していないため、別途アンプを用意する必要があります。

ここでは2万円以下で手に入るモニタスピーカを紹介します。

 スピーカ名

最大
出力
[kW] 

入力 

寸法
W×H×D 
[mm]

重量

[kg] 

 簡単な紹介

M-AUDIO
Studiophile AV40

AV40

(実売18,000円程度) 

20+20

TSRバランス×1
RCA×1
ステレオ×1

185
×
222
×
184

合計
6.34

 アナログ入力の片方はTRSバランス入力端子という、いかにも業務用っぽい端子なところがステキです。普通の赤白端子(RCA)をつなぐことが出来るので安心です。デジタル入力はありませんので注意。

 ちなみにボクはこのスピーカの1世代前のDX4っていうのを持っています。実物は結構無骨な感じで、業務用っぽくてカッコいいです。DX4のレビューはこちら

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FOSTEX PM0.4

PM04

(実売18,000円程度)

18+18

TSRバランス×1
RCA×1

144
×
220
×
180

3.75/3.75

 モニタスピーカとしてはM-AUDIOと並ぶ定番のFOSTEX。左右それぞれのスピーカに電源、入力、ボリュームがついてきますので、取り回しを考慮する必要があります。でもそこも通っぽくてカッコいいかも?

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