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世の中には、PC用スピーカ以外にも多くのスピーカが売られています。ピュアオーディオ、つまりオーディオマニアは、一般にアンプ非内蔵のパッシブスピーカを使用しています。パッシブスピーカは音質向上のための設計がなされており、マニアは外部アンプを色々変えて出てくる音の変化を楽しむようです。これらのスピーカーはそれこそピンからキリの値段でして、数千円から数百万円、さらには数千万円(!)の幅広い価格帯を網羅しています。さらに上の音質を目指すならば、パッシブスピーカに手を出してみましょう。この場合はもちろんアンプは別途用意しなければなりません。
ものすごい種類のスピーカが世の中に存在しますが、その内でボクがオススメするスピーカを紹介します。
イギリスのオーディオメーカのQUADのスピーカです。とにかく美しいスピーカです。表面塗装がすごく高級感があって、ピカピカ写りこみます。
実はボクはこのスピーカの1世代前の11Lを愛用しています。さすがに、他のPC用スピーカとは比較にならないほど、すばらしい音が出ます。でも、11Lを買ってすぐに11L2が発表されたんです。噂では11Lよりも1ランク上の音質になったそうです…。
QUAD L-ite(実売50,000円程度)
11L2の下位バージョンですが、塗装の美しさは健在。11L2よりも小型ですので置き場所の自由度が高いのが利点です。
超定番のスピーカ。多くの人が使っていますので、ネットを調べるとセッティングについて詳しく解説されていますので、おすすめです。あんまり定番過ぎるので、天邪鬼なボクはCM1を避けて、ちょいとマイナーなQUAD 11Lを買いました。
ALR JORDAN Entry
Si(実売50,000円程度)
ピュアオーディオの入門者への最初の1台として有名なEntryシリーズ。まずはこのスピーカでセッティングの勉強をするのがオーディオマニアへの道らしいです。
パッシブスピーカとセットで用意しなければいけない外部アンプですが、基本的に何をつけても良いかと思います。アンプでも音は変わるんだとマニアの方々はおっしゃいますが、スピーカ取替による音の変化に比べて、アンプ交換による変化なぞ本当に微々たる物です。詳しい理論については、オーディオの科学を参照にしてください。まずは、安いアンプで使って見ましょう。それでもどうしても上を目指したい!という方はお好きなアンプをお選びください。
といいつつも、ボクも機会があればピュアオーディオ用のアンプを使ってみたいのです。…もっとお金があればなあ。
ボクはピュアオーディオ用のアンプではなく、AVアンプを使用しています。AVアンプであれば、DTS/Dolby Digital/AACなどのデジタル信号をデコードすることが出来ますので、DVD再生・デジタル放送などの多チャンネル音声(サラウンド)を再生することが出来ます。PS3やXBOX360などの最近のゲームではサラウンド音声対応していますので、AVアンプにPCとともに接続しておけて便利です。
DENON
AVC-1508(実売25,000円程度)
光デジタル2系統・同軸デジタル2系統・アナログ2ch8系統・アナログ7.1ch1系統と十分な入力が出来ます。映像入力は、HDMI2系統、D4端子3系統です。かなり安くてHDMI入力もあるため、おすすめです。
ONKYO
TX-SA505(実売30,000円程度)
光デジタル2系統・同軸デジタル2系統・アナログ2ch6系統・アナログ7.1ch1系統と十分な入力が出来ます。D4端子3系統、コンポーネント端子3系統と、映像入力も十分あります。ただしHDMI端子はありません。
ONKYO
TX-SA606X(実売50,000円程度)
HDMI端子が3系統入力あります。ONKYO好きでHDMI端子が必要な方はこちらです。
DENON
AVC-2870(生産完了、定価100,000円)
ボクが使っているAVアンプです。在庫品を安く買いました。中級機なので山ほど入力端子が付いています。さらに7.1chプリアウト出力端子が付いているのが便利でして、ここにPC用スピーカをつなげてサラウンド用に使用しています。ただなにぶん古い機種なのでD端子入力が2系統のみ、HDMIなしです。
Marantz
PS4500(生産完了、定価45,000円)
これまた、僕が使っているAVアンプです。当時2万円ぐらいで買いました。D端子入力すらない機種ですが、デコーダとしては十分機能してくれます。また見た目が個人的にすごく好きです。マランツでは現在高めのアンプしか生産していないのが残念です。
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